キャッシュカードを発行している証券会社について

 証券会社への入出金は、店舗の窓口や銀行振込、インターネットバンキングでの即時決済といった方法がありますが、提携金融機関のATMを利用して手軽に入出金を行える証券会社もあります。

 今回は、投資資金の入出金に便利な「キャッシュカード」を発行している証券会社をまとめてみました。

 キャッシュカードを発行している証券会社は次のとおりです。(洩れがあるかも知れません。)括弧内は金融機関コードです。

 野村證券 (9520)
 大和証券 (9523)
 SMBC日興証券 (9521)
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (9532)
 みずほ証券 (9524)
 SBI証券 (0988)
 東洋証券 (9535)
 岡三証券 (9528)
 東海東京証券 (9539)
 髙木証券 (9554)
 SMBCフレンド証券 (9538)
 マネックス証券 (0992)

 上記の証券会社は、全国で展開するコンビニエンスストアにあるATMやゆうちょ銀行のATMと提携しております。




 入出金に関しては、使い方次第ではー般的な銀行に比べて手数料が無料で使えるATMが多い場合があります。

 証券会社の口座開設に抵抗がなければ、証券会社発行のキャッシュカードを利用してみるのも入出金の手数料削減の一つの手ではないかと思います。

電子マネーの端数活用法 楽天Edy・SuicaをAmazonギフト券に交換

 スーパーマーケットやコンビニエンスストアといったお店の普段のお買い物で、電子マネーで支払うケースが増えてきたと思います。

 電子マネーには、お店の会員証(ポイントカード)と一体化したカードがよく発行されており、電子マネーで決済するとお店のポイントが貯められるものがあります。

 しかしながら、例えばサークルKサンクスのようにお店の会員証(カルワザクラブカード)が、楽天ポイントカードのように別のものに切り替わってしまう場合があります。

 この場合、楽天Edyとして電子マネー機能は引き続き利用できますが、楽天Edyが100円未満の「端数」の残高となった場合、カルワザクラブカードとしての機能(特典)がない楽天Edyをチャージしてまでお買い物に使うことがなくなってしまうケースが発生すると思います。

 また複数枚ある同種の電子マネー(楽天Edy・Suica)を1枚の電子マネーに集約する際、今後使わない電子マネーの残高を使い切っておきたいということもあると思います。

 この「端数」を別の電子マネーに移行できれば良いのですが、「移行できない場合」におすすめなのが「端数」をAmazonギフト券に交換することです。

 Amazonギフト券は、Amazonのサイトで15円から購入することができ、プレゼントとして贈ることができますが、Amazonギフト券を購入した方自身が利用することもできます

 楽天EdyやSuicaに「端数」が生じた場合は、あらかじめ電子マネーリーダー・ライター(PaSoRi)を用意しまして、「端数」の残高を確認していきます。

 そして「端数」の残高がちょうど使い切れるように、Amazonギフト券を電子マネーリーダー・ライターを用いて、当該の楽天EdyやSuicaで支払い購入します。

 その後、確認メールがAmazonから届きますので問題がないようでしたら、これで楽天EdyやSuicaの「端数」をAmazonギフト券に交換できたことになります。

 チャージタイプのAmazonギフト券にしますと、購入した方自身のAmazonギフト券残高に即時反映され、次のAmazonでのお買い物に利用することができますので大変便利です。




 私の場合、楽天Edyが3枚、Suicaが1枚あり、合計で579円分のAmazonギフト券に交換しました。

 以前当ブログで取り上げました「おさいふPonta」のように国際ブランド付きのプリペイドカードでも「端数」が生じた場合、今回と同様にAmazonギフト券に交換することができますので、こちらからご参照ください。

長野県民でもそれほど知らないであろう「ぐるっと信州ネット」について

 今回は私の地元、長野県の金融機関のネタです。長野県の金融機関のシェアとしては、個人向け法人向け問わず、地方銀行の雄である八十二銀行が圧倒的に強く第1位、第2地方銀行の長野銀行が大きく離れての第2位となっております。

 また信用組合も県内に本店を置くものは、長野市の長野県信用組合(長野県のシェア第3位)があるのみで、信用金庫にしても6つあるものの、各々営業エリアの重複しない「紳士協定」があるため、長野県内は基本的には金融無風地域といえます。

 金融無風地域ということもあって、つい最近まで長野県内の金融機関同士の提携は、さほど話題に上らず、八十二銀行と長野県内の6信用金庫の提携によって誕生した「ぐるっと信州ネット」について、知らない長野県民は意外に多いのではないかということで、今回取り上げてみました。

 「ぐるっと信州ネット」参加する金融機関は次のとおりです。

 八十二銀行  長野信用金庫
 松本信用金庫 上田信用金庫 
 諏訪信用金庫 飯田信用金庫
 アルプス中央信用金庫

 このサービスでは、7つの金融機関のキャッシュカードを持つ方が、「ぐるっと信州ネット」のマークが掲示されているATMに限り、次の引出手数料が適用されます。

 平 日 8:45から18:00 無  料
 平 日  上  記  以  外 108円(税込)
 土休日     終  日    108円(税込) 

 注意点としては、「ぐるっと信州ネット」のマークが掲示されていないATMには優遇されず、入金や通帳の利用はできません

 法人カードの利用ができないことから、主に個人向けのサービスとなります。(さらなる詳細については、八十二銀行と6信用金庫のホームページ等をご覧ください。)



 また八十二銀行は、同様の引出手数料優遇サービスを群馬銀行と東邦銀行との間でも行っており、平日の8:45から18:00が手数料無料で利用でき、平日の8:00から8:45と18:00から21:00、土休日の全ての時間の引出手数料は108円(税込)となります。

 さて、「ぐるっと信州ネット」に参加する金融機関のテレビCMや報道でも、近年ではほとんど取り上げられることはなく、ATMコーナーにそれとなくマークが掲示されているような状況ですので、サービスとしては良いものであるのに周知されていないのは大変残念です。