USEN、平成29年8月10日付で上場廃止へ

 有線放送大手のUSEN(本社・東京都港区、株式コード:4842)は、U-NEXTと経営統合することにより、平成29年8月10日付で上場廃止する予定です。

 U-NEXTは、USENから平成22年に独立した会社で、再統合する形となります。

 スケジュールとしては、平成29年7月11日に開く臨時株主総会で上場廃止を決定した後、7月11日から8月9日の間は整理銘柄に指定、8月10日付で上場廃止する予定となります。

 U-NEXTの完全子会社の「U-NEXT SPC1」が、平成29年2月14日から3月28日までUSEN株式を公開買付をしており、公開買い付けは成立しております。

 両社の経営統合により経営効率を高め、MVNO事業や動画配信事業等の強化をしていきたいとしています。




 USENの上場廃止日の発表後初の取引となる、平成29年6月20日のUSEN(4842)の終値は、前営業日と変わらずの459円、U-NEXT(9418)の終値は、前営業日比13円高(1.08%高)の1215円でした。(すでに経営統合については織り込み済みといった状況です。)

マネー・マネージメント・ファンドの販売、25年で事実上の終了

 マネー・マネージメント・ファンド(MMF)の販売が、平成4年の販売開始から25年で事実上の終了となりました。

 マネー・マネージメント・ファンドは、償還まで長期ではない日本国債、公社債、コマーシャルペーパーや譲渡性預金といった短期の金融商品を組み入れて運用する実績分配型の投資信託で、証券会社で販売開始の時はかなり人気のあった金融商品でした。

 その後、マネー・マネージメント・ファンドを取り扱う銀行でも購入できるようになったため、ご覧の方で購入された方もいらっしゃるかもしれません。

 しかしながら、昨今の日本銀行によるマイナス金利政策の導入により、組み入れられていた日本国債の利回りが大きく低下したことにより、その運用に影響が大いに生じたため、繰り上げ償還を実施する運用会社が増加しました。

 投資信託協会のデータでは、平成29年5月末のマネー・マネージメント・ファンドについて、運用各社に残高はなく、このことにより販売開始から25年で事実上の終了ということとなります。




 ただご注意いただきたいのは、外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)は、マネー・マネージメント・ファンド(日本円)とは違い、今後も販売されます。

日興アセットマネジメント、「上場インデックスファンドアジアリート」を東京証券取引所に平成29年6月29日に上場へ

 日興アセットマネジメントは、国内初となるアジア地域の不動産投資信託に連動する上場投資信託「上場インデックスファンドアジアリート」(略称:上場アジアリート)を平成29年6月29日に上場する予定です。

 上場アジアリートは、円換算したFTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数の動きに連動する投資成果を目指すとしております。

 株式コードは1495で、管理会社は日興アセットマネジメント、信託受託会社は三井住友信託銀行、売買単位は10口単位となります。

 上場アジアリートの分配金は、毎年1月20日、4月20日、7月20日、10月20日の年4回支払われます。

 ちなみに上場アジアリートの対象指標である、先述のFTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数の騰落率は、過去5年で56.9%、過去1年で5.4%となっております。(近年鈍化する傾向にあります。)




 これまでこの手の上場投資信託(REIT)がなかったのには驚きましたが、いずれにしても、投資家にとって投資対象が増えるのは良いことですね。