武田薬品工業、同業のシャイアーを約6兆8000億円で買収して完全子会社化 国内企業による海外企業の買収としては過去最高額

 武田薬品工業は8日、同業でアイルランドのダブリンに本社を置く、シャイアーを買収し、完全子会社化することで合意したと発表しました。

 買収総額は、約6兆8000億円(約460億英国ポンド)で、国内企業による海外企業の買収としては過去最高額となります。

 この買収により、武田薬品工業は世界の製薬企業の売上高トップ10(現時点での合算で第9位)に入ることとなります。

 今回、武田薬品工業は買収に必要な資金を調達するために、JPモルガンチェース銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行と総額3兆3608億円(308億5000万米国ドル)のブリッジローン契約を5月8日付で締結しました。

 シャイアーは、1986年に英国・ベイジングストークで設立された製薬・バイオテクノロジー企業で、希少疾患の製薬に関わる戦略的買収を積極的に行ってきたことから、希少疾患に関する医薬品の開発や製造に強く、2013年4月には日本法人が設立されております。

 希少疾患の治療薬の需要は世界的に増加傾向にあり、競争も比較的緩やかで収益性が高いとされております。




 買収は、2019年上期には完了するとみられており、完了後にはニューヨーク証券取引所に米国預託株式の上場を申請する方針であるとのことです。

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