滋賀県近江八幡市に本店を置く、滋賀中央信用金庫は平成30年秋に大津市内に支店の開設をめざすべく、用地を取得したとの報道がありました。
立地はJR東海道本線・石山駅近隣の松原町交差点すぐのところで、同信用金庫南草津支店内に開設準備室を設置しております。
滋賀中央信用金庫にとっては、大津市進出は悲願でありました。上記の南草津支店が現在のところ、最も大津市に近い店舗であります。
滋賀中央信用金庫は、平成16年7月に彦根信用金庫と近江八幡信用金庫との合併により発足したもので、現在本店を近江八幡市・本部を彦根市(彦根営業部と同地)に置いております。
ちなみに彦根信用金庫は、大正3年6月に有限責任彦根信用組合として設立され、昭和26年に信用金庫法が制定されたことにより、昭和26年10月に信用金庫に転換して彦根信用金庫となりました。
また近江八幡信用金庫は、大正11年12月に有限責任近江八幡町信用組合として創業、昭和27年3月に信用金庫に転換して近江八幡信用金庫となりました。
店舗数は滋賀県内に30店舗あり、滋賀中央信用金庫の平成27年度末の預金積金残高は3976億円となっております。
さてかつて大津市信用金庫が大津市に本店を置いておりましたが、昭和49年4月に京都信用金庫(本店・京都市)と合併したことにより、長らく大津市内には滋賀県資本以外の信用金庫のみが存在する状況でした。
大津市に隣接する京都市は「信金王国」と呼ばれており、京都信用金庫や京都中央信用金庫が大津市内に出店、その他都市銀行や地方銀行も県庁所在地であることから多く出店するところでありますので、滋賀中央信用金庫が「大津支店」を開設しても大激戦となるのは必至です。
滋賀中央信用金庫が「地元資本」であることをどのように生かしていけるか、今後も注目して見ていきたいと思います。
立地はJR東海道本線・石山駅近隣の松原町交差点すぐのところで、同信用金庫南草津支店内に開設準備室を設置しております。
滋賀中央信用金庫にとっては、大津市進出は悲願でありました。上記の南草津支店が現在のところ、最も大津市に近い店舗であります。
滋賀中央信用金庫は、平成16年7月に彦根信用金庫と近江八幡信用金庫との合併により発足したもので、現在本店を近江八幡市・本部を彦根市(彦根営業部と同地)に置いております。
ちなみに彦根信用金庫は、大正3年6月に有限責任彦根信用組合として設立され、昭和26年に信用金庫法が制定されたことにより、昭和26年10月に信用金庫に転換して彦根信用金庫となりました。
また近江八幡信用金庫は、大正11年12月に有限責任近江八幡町信用組合として創業、昭和27年3月に信用金庫に転換して近江八幡信用金庫となりました。
店舗数は滋賀県内に30店舗あり、滋賀中央信用金庫の平成27年度末の預金積金残高は3976億円となっております。
さてかつて大津市信用金庫が大津市に本店を置いておりましたが、昭和49年4月に京都信用金庫(本店・京都市)と合併したことにより、長らく大津市内には滋賀県資本以外の信用金庫のみが存在する状況でした。
大津市に隣接する京都市は「信金王国」と呼ばれており、京都信用金庫や京都中央信用金庫が大津市内に出店、その他都市銀行や地方銀行も県庁所在地であることから多く出店するところでありますので、滋賀中央信用金庫が「大津支店」を開設しても大激戦となるのは必至です。
滋賀中央信用金庫が「地元資本」であることをどのように生かしていけるか、今後も注目して見ていきたいと思います。
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