積水化学工業、ゴミをエタノールに変換 平成31年度に商業化

 積水化学工業と米国・LanzaTech社は、ゴミをエタノールに変換する技術を開発し、積水化学工業は2019年度には商業化するとのことです。

 この技術は、まず処理施設に収集されたゴミを分別することなく、「ガス化溶融炉」で摂氏2000度で丸ごと溶かし、ガス化します。

 次にガス化溶融炉に付帯する「エタノール生産プラント」で、このガスを微生物により、熱や圧力を加えることなくエタノールに変換するというものです。

 この技術は、もともと米国・LanzaTech社が開発したものですが、エタノール生産プラントの設計や運営に関わる技術特許等は、積水化学工業が保有しているとのことです。

 これまで積水化学工業は、オリックス資源循環の寄居工場(埼玉県寄居町)にあるゴミ処理施設内に試験用のプラントを建設し、2014年から3年間の実証実験を行い、高い生産効率でエタノール化することに成功しておりました。




 積水化学工業としては、この技術が既存の発電設備の更新時の置換候補の有力な一つと目論んでおり、2030年代の前半には売上高1000億円を実現したいとしております。

この記事へのコメント