国名の漢字表記について 「尼」「沙」「叙」は各々どこの国を示しているかお分かりですか?

 平成28年9月24日の記事で、世界の国々を漢字(1文字の略称)でどのように表記するか取り上げましたところ、平昌冬季五輪の前後から多くのアクセスをいただくようになりました。

 漢字の表記は、国内では1400年ほど前から使われてきたといわれ、明治時代までは続いていましたが、大正時代に入ってからは主要かつ略しやすい国(20か国程度)のみ表記されるようになりました。

 今回は、平成28年9月24日の記事の補足で、その記事で取り上げなかった国名について取り上げたいと思います。

 ここでは漢字を使う日本や中国(簡体字)、台湾(繁体字)では、国よって表記の仕方が少しずつ違うわけですが、特に断り書きがない場合、日本で使う表記の仕方とします。(ここでは日本や中国といった、東アジア諸国の漢字表記は除外します。)

 星 シンガポール         錫 スリランカ         
 尼 インドネシア         香 カザフスタン (中国では「哈」)
 泰 タイ             塔 タジキスタン
 叙 シリア            沙 サウジアラビア
 馬 マレーシア          緬 ミャンマー
 老 ラオス (中国では「寮」)  埃 エジプト
 氷 アイスランド         丁 デンマーク (中国では「丹」)   
 芬 フィンランド         波 ポーランド
 羅 ルーマニア          良 ラトビア
 巴 パナマ            委 ベネズエラ
 智 チリ             勃・布 ブルガリア


 ここでタイトル中の「尼」、「沙」、「叙」がどの国であるか答え合わせをしますと、それぞれ「インドネシア」、「サウジアラビア」、「シリア」ということになります。

 サウジアラビアの「沙」は、国土の98%が沙漠(砂漠)や半沙漠が占めますので上手く訳したといえます。




 今回は、国名の漢字表記について取り上げてきました。今回取り上げていない国にも漢字表記が存在しますので、興味のある方は是非調べてみてはいかがでしょうか。


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