J/Speedyは海外で根付くのか? デンマークで2016年秋より取扱開始

 国内の非接触決済サービスは、楽天Edyや交通系電子マネーといった、FeliCaの技術を用いたものが発行枚数、決済金額とも多数を占めておりますが、海外では当ブログでも取り上げたVisa payWave(VISA)やMasterCardコンタクトレス(旧名:PayPass、MasterCard)、ExpressPay(American Express)といった国際ブランドをバックグラウンドとした非接触決済サービスが利用されております。

 オーストラリアは、世界で最も非接触決済比率が高いといわれており、VISAとMasterCardの対面決済のうち約60%が各々の非接触決済サービスによって行われているといいます。

 そのような中、国内唯一の国際ブランドであるJCBは、国内においてはQUICPayでの決済を推進しておりますが、海外で展開する非接触決済サービスにおいては、同社の子会社JCBインターナショナルとともに「J/Speedy」という非接触決済サービスを開発しました。
 
 J/Speedyの開発当初は、新興国・地域のカード市場の発展を見込んで、導入の推進を図ってきました。

 先日、JCBとJCBインターナショナルは、北欧の決済サービス事業者であるNets Denmarkと提携して、2016年の秋よりデンマーク国内の加盟店でJCBの提供する非接触型決済サービス「J/Speedy」の取り扱いが始まることが報道されました。



 日本国内のクレジットカード会社からJ/Speedy対応のクレジットカードが発行されておりますが、国内ではFeliCaの技術を用いた電子マネーやその対応端末が圧倒的に多く導入されておりますので、この状況において、J/Speedyを海外で売り込んでいくというのは頷けます。

 たださらなる拡大をはかるのであれば、個人的にはホームページ等でJ/Speedyの仕組みや日本国内・海外の加盟店について、もっと詳しく紹介した方が良いのではないかと思います。(目玉のサービスとするのであれば、現在発信されている情報では少なく感じます。)


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