ファミリーマート、ココストア買収へ

 コンビニエンスストア業界第3位のファミリーマートが、同業のココストアを買収することになりました。

 ココストアは、盛田系のMICSグループの一社で、コンビニエンスストア業界第8位のチェーンで、発祥の愛知県のある東海地方や近畿地方を中心に東北、開東、九州に出店しており、沖縄県の宮古島や石垣島(一時は独占状態であった)に多くの店舗を展開していることでも知られております。

 各メディアで、ファミリーマートによる買収額には、バラつきがありますが、概ね100億円を越える額での買収額となりそうです。

 ココストアは、コンビニエンスストア業界第5位のミニストップとの出資提携や業務提携を平成24年に締結しておりましたが、先月15日に提携の解消をしたところでした。

 下位のコンビニエンスストアチェーンは売上・店舗数が減少して、全体で赤字となるチェーンがあったりと経営が厳しく、最近では、ポプラやスリーエフがローソンと提携して、その問題を打開していこうとしています。

 また大手三社といえども、各チェーン・店舗の独自性が生かされない「つまらない」店舗作りをしているのであれば、お客様に飽きられ、やがては淘汰されていくでしょう。



 今後もコンビニエンスストア業界が、チェーン独自の特性を持った商品や店舗の開発をしていただきたいと個人的にはお願いしたいところです。



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