幸楽苑の店舗で、平成30年冬から楽天スーパーポイントの利用が可能となります。

 全国でラーメン店をチェーン展開する「幸楽苑」は、楽天と提携して、平成30年冬から幸楽苑の店舗において、楽天が提供する共通ポイントサービス「楽天スーパーポイント」の利用が可能となることを発表しました。

 幸楽苑は全国に532店舗あり、決済金額100円(税抜)につき1ポイント付与されます。また1ポイントあたり1円分として決済時に利用できるようになります。

 また幸楽苑で楽天スーパーポイントの導入開始日から、オリジナルデザインの楽天ポイントカードを無料で発行することも発表されております。

 さて楽天は、今後楽天スーパーポイントを「仮想通貨」化する構想があるのだそうです。

 これは楽天の子会社であるバイバー・メディア社が運営する、無料通話アプリケーション「Viber」を利用した、独自の仮想通貨事業をロシアにおいて、2019年半ばまでに事業を開始する計画です。

 この仮想通貨の名称は「楽天コイン」で、いわば「楽天スーパーポイント」をブロックチェーンの技術を利用して発行するものです。

 ゆくゆくはこれに国内外の楽天会員の情報やポイントの情報を統合管理し、ポイントを仮想通貨にすることにより、世界共通化を図りたいという構想です。




 今後、共通ポイントの仮想通貨化が実際できるかどうか、興味深く見ていきたいと思います。