キタムラ、平成30年8月6日付で上場廃止へ

 写真用具チェーン「カメラのキタムラ」を運営する、キタムラ(株式コード:2719)の平成30年8月6日付での東京証券取引所第2部の上場廃止が発表されました。

 平成30年5月、カルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社「CKホールディングス」による全株式取得を目的とした、株式公開買付が実施されておりました。

 このほど、全議決権数のうち90%超をカルチュア・コンビニエンス・クラブとCKホールディングスが取得したことにより、キタムラがカルチュア・コンビニエンス・クラブによる株式等売渡請求を承認したことで、上場廃止が決定しました。

 スケジュールとしては、平成30年7月3日から8月5日の間はキタムラの株式を整理銘柄に指定。その後、8月6日付で上場廃止となります。

 キタムラは、昭和9年に高知市で「キタムラ写真機店」として創業、昭和45年から現商号となっており、平成17年には東京証券取引所第2部に上場しております。

 カルチュア・コンビニエンス・クラブとは平成29年5月に資本業務提携し、同社の筆頭株主(株式公開買付前で29.71%)となっておりました。




 キタムラがカルチュア・コンビニエンス・クラブの傘下に入ることで、いかに両社に相乗効果が出てくるのかが今後楽しみです。