スシローと元気寿司が経営統合へ

 回転寿司業界最大手のあきんどスシロー(本社・大阪府吹田市)と業界第5位の元気寿司(本社・宇都宮市)が経営統合を検討していると発表しました。

 これは元気寿司の筆頭株主である、精米卸販売の神明(本社・神戸市)が、英国の投資ファンド・ペルミラ等から、あきんどスシローの親会社である「スシローグローバルホールディングス」株式を3割程度を取得し、資本提携した上で経営統合を進めるものです。

 経営統合が実現しますと、売上高は両社合わせて約1800億円となり、業界第2位のくらコーポレーションの売上高約1136億円を大きく引き離すこととなります。

 両社が経営統合を進める理由としては、経営統合によって海外に店舗を積極展開する元気寿司のノウハウを共有できることと仕入れコストの削減が図れることが挙げられます。

 経営統合の時期については今後発表するとしています。




 このニュースが伝えられた、スシローグローバルホールディングス(株式コード:3563)の平成29年9月29日の株価は、9時6分に年初来高値の3715円をつけ、終値は前営業日比140円高の3610円となり、前営業日より4.03%上昇して取引を終了しました。

 また元気寿司(株式コード:9828)の平成29年9月29日の株価は、9時22分に年初来高値の2788円をつけ、終値は前営業日比103円高の2665円となり、前営業日より4.02%上昇して取引を終了しました。


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髙島屋、ソニー銀行と提携してVisaデビットカード「タカシマヤプラチナデビットカード」の受付を平成29年10月9日から開始

 髙島屋と髙島屋クレジットは、ソニー銀行と提携して、Visaデビットカード(兼キャッシュカード)「タカシマヤプラチナデビットカード」の発行の受付を、平成29年10月9日から開始することを発表しました。

 タカシマヤプラチナデビットカードは、デビット機能としては、国内・海外のVisa加盟店で利用でき、利用ごとに当該代金が口座から即時引き落とされます

 また当カードは11もの通貨に対応しており、海外のATMを利用することが可能となっております。

 対応する通貨は、日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・スイスフラン・NZドル・香港ドル・カナダドル・南アフリカランド・スウェーデンクローナの11通貨です。

 国内の決済では、円建ての普通預金から決済されるのは他のVisaデビットと同様ですが、外貨での決済は、その通貨に該当する外貨普通預金から即時に引き落とされます

 また該当する通貨の残高が不足している場合には、不足金額を円建ての普通預金から自動的に充当されます。(ソニー銀行では、円からアシスト機能と称しております。)

 当カードの年会費は税抜3万円、ソニー銀行に円普通預金口座をお持ちの15歳以上の方であれば、利用可能です。

 申込方法としては、髙島屋の日本橋店、新宿店、横浜店、玉川店、京都店、大阪店と髙島屋ホームページからとなり、平成29年10月9日10時より受付が開始されます。

 比較的年会費の高い当カードではあるのですが、髙島屋グループでの利用特典は充実しております。

 例えば、髙島屋で利用の場合は最大10%、特価品・食料品でも3%の髙島屋ポイント付与。髙島屋グループでの利用は3%の髙島屋ポイント付与となります。

 国内のVisa加盟店での利用では、2%のポイントが付与されます。

 その他には、髙島屋内のメンバーズサロンの利用サービス、髙島屋の駐車場利用時の優待(最大5時間まで無料(店舗により異なる場合があり))、レストランでの優待、髙島屋でお買い上げ商品の自宅配送の無料サービスがあります。

 ここで紹介した以上にも特典がありますので、詳細については、髙島屋やソニー銀行のタカシマヤプラチナデビットカードの関連ページをご覧ください。




 髙島屋によると、百貨店によるデビットカードの発行は初とのことで、髙島屋と髙島屋クレジットは、タカシマヤプラチナデビットカードの取り扱いのために、ソニー銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可を、近畿財務局・関東財務局よりそれぞれ取得したとのことです。

 私も普段、Visaデビットカードを利用しておりますが、比較的使い勝手がよいため、重宝しております。髙島屋を利用される方はご検討してみてはいかがでしょうか。

岡山県内の交通事業者4社、平成29年10月1日から交通系ICカードの全国相互利用サービスに対応

 岡山県内の交通事業者で、スルッとKANSAI協議会加盟の4社は、新しく8種類の交通系ICカードの全国相互利用サービスを平成29年10月1日より開始することを発表しました。

 このスルッとKANSAI協議会加盟の4社は、両備ホールディングス(両備バス)、岡山電気軌道(路面電車・岡電バス)、中鉄バス、下津井電鉄(下電バス)です。

 このサービスは、両備ホールディングス(両備バス)、岡山電気軌道(路面電車・岡電バス)、下津井電鉄(下電バス)は、貸切バス・高速バスを除く全路線が対応しておりますが、中鉄バスは、岡電バスとの共同運行路線で国道53号線のみの対応となっております。

 今回の発表により、平成29年10月1日からは、現在利用可能な「Hareca」、「PiTaPa」、「ICOCA」を含む、11種類のICカードが対象の路線バス・路面電車で利用が可能になります。

 新しく利用可能となる交通系ICカードは、次の通りです。

 ・Kitaca
 ・Suica
 ・PASMO
 ・TOICA
 ・manaca
 ・SUGOCA
 ・nimoca
 ・はやかけん

 車内でのチャージについて、Harecaのみ対応となっております。




 他の交通系ICカードのチャージをしたい場合は、各々のICカードのチャージ利用が可能な駅や、コンビニエンスストアのレジ等でチャージすることとなります。
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