マツモトキヨシの店舗で、dポイントが平成30年4月より利用可能に

 ドラッグストア運営のマツモトキヨシ等の事業持株会社会社「マツモトキヨシホールディングス」は、NTTドコモが提供するポイントサービス「dポイント」について、平成30年4月よりマツモトキヨシグループの約1560店舗(平成29年8月30日現在)で利用が可能になると発表しました。

 導入されますと決済時にdポイントカード等を提示しますと、決済金額100円(税込)につき1ポイント(1%分)付与されます。

 また「dカード」「dカード GOLD」で決済した場合には、最大で3%分が付与される予定です。

 dポイントは、1ポイント当たり1円相当として決済に利用できます

 またマツキヨポイントカードを提示しますと、マツキヨポイントの1%分も付与されますので、上記のDポイント分も合わせて、最大で5%分のポイントが付与される形となります。(かなりお得ですね。)

 今回、マツモトキヨシの店舗でdポイントが利用が可能となる理由としては、マツモトキヨシホールディングスとNTTドコモが共同で新たなサービスを提供することに関する業務提携に合意した一環によるもので、両社の会員データの連携により、新たなマーケティング施策を展開していきたいとしています。




 ドラッグストア業界から伝わるニュースでは昨今、マツモトキヨシグループの話題は少なかったため、今回の同グループ店舗でのdポイント導入のニュースは正直驚きました。今後も各共通ポイント陣営の囲い込みが激化しそうですね。

関西電力、扇沢・黒部ダム間で運行しているトロリーバスを電気バスに転換

 関西電力は、立山黒部アルペンルートの扇沢・黒部ダム間で運行しているトロリーバスを平成31年4月の営業から電気バスに転換すると発表しました。

 これに伴い、関西電力は国土交通省北陸信越運輸局に、同区間の鉄道事業の廃止を届け出ました。

 関西電力では、昭和39年8月から、同区間でトロリーバス事業を行っております。

 トロリーバスは、路面電車とバスの長所を持つ交通機関で、「無軌条電車」という鉄道に分類され、架線からの電気の供給を受け、モーターで走るバスのことをいいます。

 かつては東京や大阪、名古屋といった大都市でも運行されておりましたが、トロリーバスが渋滞の発生源となったり、ディーゼルエンジンの大型バスが導入されたこと等により廃止が進み、現在トロリーバスを運行しているのは、この区間立山黒部貫光の立山黒部アルペンルートの室堂・大観峰間のみとなっております。




 かねてより、トロリーバスは国内では特殊な車両であり、数も少ないことから、車両更新時にはトロリーバス廃止の話題は幾度となく出てきました。

 しかしながら今回、トロリーバスを廃止し、電気バスへの転換ということで現実となってしまい大変残念であります。
posted by jiji-news-yara news-japan.net at 00:00Comment(0)鉄道関連

中央自動車道・小黒川スマートIC、平成29年9月30日より供用を開始

 中日本高速道路と長野県伊那市は、中央自動車道・小黒川パーキングエリアで整備を進めている「小黒川スマートインターチェンジ」(以下、スマートIC)について、平成29年9月30日の15時より供用を開始すると発表しました。

 小黒川スマートICは、伊那インターチェンジから南へ2.9キロメートル、駒ケ根インターチェンジからは北へ12.2キロメートルの位置に設置され、総事業費は約14億8000万円です。

 同スマートICは、ETC専用で上下線とも24時間の利用ができます

 長野県内では小布施(小布施町)、姨捨(千曲市)、佐久平(佐久市)、梓川(安曇野市・松本市)に続く5つ目のスマートICの設置となり、長野県南信地域としては初のスマートICの設置となります。

 中日本高速道路では、1日当たりの利用台数を上り(東京方面)900台、下り(名古屋方面)700台を見込んでおり、地元の伊那市はスマートIC設置の効果に期待しております。




 スマートICは、平成18年10月から本格的に導入された、ETC専用のインターチェンジで、本線上やサービスエリア 、パーキングエリア、バス停に設置されております。

 従来のインターチェンジに比べて、施設面でも用地の面(省スペースの面)でも低コストで設置できることから、全国で多く導入されております。