ハウス食品グループ本社、マロニーを完全子会社化 

 ハウス食品グループ本社は、お鍋の具材「マロニー」を製造するマロニー(本社・大阪府吹田市)を完全子会社化すると発表しました。

 ハウス食品グループ本社は、平成29年8月下旬にマロニーの全株式を取得し完全子会社とします。(買収額については非公表です。)

 完全子会社の交渉は、マロニーからハウス食品グループ本社に持ちかけられたもので、マロニーとしてはハウス食品グループに入ることで、グループの販路を使って、国内外の事業拡大を図りたい考えです。

 マロニーは、昭和25年9月に「吉村商店」として創業、昭和30年3月に「大洋産業株式会社」を設立、昭和42年3月に「ヨーサン食品株式会社」に変更、現社名となったのは昭和53年5月です。

 看板商品の「マロニー」の生産開始は、昭和39年6月のことで、生産開始から50年を超えました。 




 ハウス食品グループ本社は、平成27年12月にカレーハウスCoCo壱番屋を運営する「壱番屋」を連結子会社化しており、将来的にCoCo壱番屋で提供されるメニューで、マロニーが販売する商品とのコラボレーションがあるかもしれませんね。