宮城・岩手両県境の一部が17年ぶりに変更へ

 宮城・岩手両県境の一部が17年ぶりに変更されるとのことです。

 これは宮城県の土地改良事業により、栗原市の水田が一部が岩手県一関市との境を越えることになったためです。ちなみに土地のみの等積交換となるため、宮城・岩手両県の面積に変更はありません

 これまでは、畦道や用水路を県境としていたものの、地元の自治体が農地の区画に合わせるほうが合理的と判断したため、県境の変更することとなりました。

 県境の変更は約2キロメートルで、水田や用水路等、約2万3000平米が交換となります。

 総務省に県境の変更を申請後、認められますと、正式に県境の変更となります。

 宮城・岩手両県の県境の変更は、平成12年の旧花泉町(現一関市)と旧中田町(現登米市)以来の17年ぶりのことです。




 また直近の都道府県レベルの境界の変更は、平成28年12月の東京都町田市小山町付近と神奈川県相模原市中央区宮下本町2丁目・3丁目のいずれも一部と同市緑区東橋本3丁目・4丁目のいずれも一部の地域での変更以来となっております。