信金中央金庫とはどのような金融機関か?

 信金中央金庫という金融機関があるのをご存じでしょうか。

 東京証券取引所に優先出資証券を上場(株式コード:8421)しており、個人投資家でも優先出資証券を売買することができます(但し、議決権はありません)。

 当ブログの平成27年8月10日の記事「系統中央機関とは何か?」においても少々ふれておりますが、協同組織金融機関である「信用金庫」の中央銀行のような役割をする金融機関という位置づけです。

 つまり、信金中央金庫は、全国にある信用金庫に対して経営指導や財政支援等を行なう金融機関であるということです。主な業務としては、会員(全国にある信用金庫)向けに融資や預金の受入等を行なっており、一般個人向けの金融機関ではありません。

 信金中央金庫は、昭和25年に「全国信用協同組合連合会」として発足、昭和26年には「全国信用金庫連合会」(全信連)に改組、平成12年から現名称となっており、統一金融機関コードは1000、平成29年3月末の預金残高は29兆1760億円となっております。

 国内の店舗は13店舗あり、次のとおりです。(店番号・店舗名・所在地)

 004 本店 東京都中央区
 001 北海道支店 札幌市中央区
 003 東北支店 仙台市青葉区
 009 北陸支店 金沢市尾張町
 010 静岡支店 静岡市葵区
 011 名古屋支店 名古屋市東区
 013 大阪支店 大阪市中央区
 014 神戸支店 神戸市中央区
 016 岡山支店 岡山市北区
 017 中国支店 広島市中区
 018 四国支店 高松市紺屋町
 020 福岡支店 福岡市博多区
 021 南九州支店 熊本市中央区




 このほか県単位の分室が、各地にあります。