スリーエフ運営の281店舗が「ローソン・スリーエフ」ブランドの店舗に

 スリーエフとローソンは、スリーエフが運営する「スリーエフ」、「q’s mart」、「gooz」の店舗で、神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県の348店舗(平成29年3月末現在)のうち、281店舗を「ローソン・スリーエフ」ブランドの店舗へ転換して運営する契約を締結しました。

 当ブログでも、スリーエフが千葉県と埼玉県で展開する87店舗を「ローソン・スリーエフ」のダブルブランド店舗へ平成28年9月から順次転換することについてお伝えしましたが、ダブルブランド店舗を運営したことによって、新規の顧客の獲得等の相乗効果が得られたとして、さらにこの路線を拡大します。

 これにより、「スリーエフ」ブランドの店舗が全て「ローソン・スリーエフ」へ転換することとなります。

 締結された契約では、平成29年6月1日より「ローソン・スリーエフ」ブランドの店舗へ転換するための準備会社「L・TF・PJ」を設立、同年夏より「ローソン・スリーエフ」ブランドに転換を順次開始します。

 先行して設立された、スリーエフとローソンの合弁会社「エル・ティーエフ」と「L・TF・PJ」を平成30年2月末日までに合併(エル・ティーエフが存続会社、合併してできる新会社の出資比率はスリーエフ51%、ローソン49%です)。スリーエフのコンビニエンスストア事業に関する権利義務の一部をローソンに継承します。




 このニュースが伝えられた、平成29年4月12日の13時12分には東証2部に上場する、スリーエフ(株式コード:7544)の株価は、ストップ高の391円(前営業日比80円高)となりました。

 私の大学生時代によく利用した「スリーエフ」が、このような形で「ローソン・スリーエフ」に転換してしまうのは残念でありますが、今後は「ローソン・スリーエフ」独自のヒット商品を開発していただき、「スリーエフ」ここにありというものを見せて欲しいものです。