もみじ銀行、引野支店を平成29年6月19日に開設へ

 山口フィナンシャルグループ傘下のもみじ銀行(本店・広島市中区)は、広島県福山市に「引野支店」を平成29年6月19日に開設すると発表しました。

 引野支店の立地は現在、山口フィナンシャルグループ傘下の山口銀行の福山支店のあるところで、JR東福山駅から南へ徒歩約5分(福山市引野町5丁目)です。

 引野支店の窓口・貸金庫の営業時間は、平日9:00から15:00となっており、ATMの稼働時間は、毎日8:45から19:00までとなります。

 もみじ銀行の引野支店開業に伴い、山口銀行の福山支店の現店舗(福山市引野町5丁目)は平成29年5月2日まで営業をし、5月8日からは旧もみじ銀行福山支店(福山市霞町2丁目)の所在地に移転します。

 これに先立ち、もみじ銀行は福山市内の店舗の再編を行い、同行の福山支店を平成29年2月27日に福山市延広町に移転しております。




 今回のもみじ銀行の引野支店の開設は、山口フィナンシャルグループによる福山市地域への事業強化といえます。今後も何か情報がありましたらお伝えいたします。

佐世保中央信用組合と長崎県民信用組合が平成30年1月をめどに合併、長崎県の信用組合では第3位の規模

 佐世保市に本店を置く佐世保中央信用組合と長崎県民信用組合は、平成30年1月をめどに対等合併することで合意したと発表しました。

 存続する信用組合は佐世保中央信用組合で、合併後の名称は合併準備委員会で協議のうえ決定されます。

 両信用組合の店舗数は合わせて12店舗となり、本店・本部は長崎県民信用組合の本店に置かれますが、平成33年3月をめどに現在の長崎県民信用組合の本店の所在地に新築されます。

 両信用組合合わせての出資金は14億1100万円、預金積金の残高は334億7100万円となります。またこの合併により、長崎県の信用組合では第3位の規模となります。

 佐世保中央信用組合は、昭和35年6月に設立、同年7月に業務を開始しました。平成28年9月末の預金積金残高は99億7000万円となっております。

 また長崎県民信用組合は、昭和29年3月に「佐世保市信用組合」として設立、その後は大島町信用組合、佐世保たばこ信用組合と合併、昭和56年8月には大村信用組合と合併して、現在の名称となりました。

 平成28年9月末の預金積金残高は235億100万円となっております。




 両信用組合とも長崎県北部地域を基盤としていることから競合関係にありました。昨今人口減少や低金利政策によって経営環境が悪化する中、合併により規模の拡大やコストカットを行なっていき、経営の効率を高めていきたいためです。

 当ブログで金融機関の経営統合や合併について取り上げておりますが、今後も同様のニュースが増加しそうですね。

第19回長野マラソンは、伊藤太賀選手が優勝

 平成29年4月16日に行われた、第19回長野マラソンはスズキ浜松アスリートクラブ所属の伊藤 太賀選手が2時間14分39秒で優勝しました。

 長野マラソンは、平成10年に開催された長野冬季五輪を記念して、毎年4月に長野市で開催される市民マラソンです。コースの特徴としては、長野冬季五輪で競技が行われた会場を通るように設定されております。

 今回の長野マラソンの参加者は9663人完走者は7524人でした。各部門のベスト3は次の通りです。

 総合男子
 1 伊藤 太賀選手 静岡県 2時間14分39秒
 2 セルオド バトオチル選手 三重県 2時間15分12秒
 3 押川 裕貴選手 福岡県 2時間15分27秒

 総合女子
 1 レイチャル ジェムタイ ムトガ選手 ケニア 2時間33分00秒
 2 ファンツ エトカ選手 エチオピア 2時間37分10秒
 3 ミリアム ワンガリ選手 ケニア 2時間38分29秒




 前回(第18回)の総合男子第3位の伊藤 太賀選手が、第15回大会の川内 優輝選手以来、4年ぶり2人目の日本人選手の優勝となりました。また前回の総合男子第2位のセルオド バトオチル選手は、前回よりもタイムを縮めてきましたが、今回も第2位となりました。

 男女ともに上位100位、年代別入賞者、視覚障がい者の部の上位等の詳細は、長野マラソンのホームページからご覧になれます。