再選挙となった鹿児島県西之表市長選挙、八板俊輔候補が当選

 平成29年1月29日投開票が行われ、いずれの候補も法定得票数である有効投票数の25%以上を獲得した立候補者がおらず、平成29年3月19日投開票が行われた鹿児島県西之表市長選挙で、八板俊輔候補が当選しました。

 開票結果は次のとおりです。(西之表市選挙管理委員会発表、立候補者の敬称略。)

 有効投票数 1万0172票 投票率は71・65%

 八板 俊輔  無・新 2951
 濱上 幸十  無・新 2684
 小倉 伸一  無・新 1924
 榎元 一巳  無・新 1899

 今回の市長選挙は、西之表市の馬毛島に米軍の陸上空母離着陸訓練の受け入れについてを主な争点として、4候補の間で選挙戦が行われ、訓練の受け入れ反対の八板俊輔候補が当選しました。

 今後、市長は訓練の受け入れ反対ありきの政策をただ前面に押すことだけでなく、市政を運営するにあたって、この地域の振興をどのように図っていくかということが重要となります。その際、他の地方都市と同様、県や国との連携は必要となってきます。




 新聞記者出身の市長が、「我」を通さず、いかに「地域の振興」ができるか、西之表市民は注目してみていると思います。