宮崎信用金庫と都城信用金庫が平成30年1月をめどに合併、「宮崎都城信用金庫」に

 宮崎市に本店を置く宮崎信用金庫と都城市に本店を置く都城信用金庫が、平成30年1月をめどに合併することで合意したと発表しました。

 合併してできる信用金庫の名称は「宮崎都城信用金庫」で、店舗数は合わせて20店舗となり、本店は宮崎信用金庫の本店に置かれます

 宮崎信用金庫は、大正7年6月に「有限責任宮崎信用組合」として設立、昭和26年6月には信用金庫法施行につき「信用金庫」に改組、現在の名称となっております。

 平成27年度末の預金残高は817億2200万円で宮崎県内の信用金庫では第2位です。

 また都城信用金庫は、明治34年12月に「無限責任都城信用組合」として設立、昭和27年5月に「信用金庫」に改組、現在の名称となっております。

 平成27年度末の預金残高は517億6300万円で宮崎県内の信用金庫では第5位です。

 合併により、預金残高の合計は1335億円弱となり、九州にある全28信用金庫中第14位の中位、宮崎県内では高鍋信用金庫(本店・高鍋町)に次ぐ第2位の規模となります。




 今回の合併の合意は、人口減少や低金利政策によって経営環境が悪化する中、統合によって規模の拡大やコストカットを行なっていき、経営の効率を高めていきたいためです。(他の金融機関の合併事例と同様です。)

 当ブログでも今週に第四銀行と北越銀行の経営統合について取り上げましたが、今後も同様のニュースが増加しそうですね。