新潟県にある地方銀行、第四銀行(本店・新潟市)と北越銀行(本店・長岡市)が、平成30年春を目途に共同で持株会社を設立して、経営統合する方向で調整に入りました。
今回、経営統合の交渉に至った経緯としては、人口減少や低金利政策によって経営環境が悪化する中、統合によって規模の拡大やコストカットを行なっていき、経営の効率を高めていきたいためです。
しかし新潟県内の金融機関のシェアでは、第四銀行が第1位、北越銀行が第2位となっており、統合が実現すれば総資産は8兆円を超えますが、両行が経営統合する場合、新潟県内の金融市場が寡占状態となるとみられることから、審査が難航するとみられます。
第四銀行は、明治6年4月に「第四国立銀行」として設立され、明治29年に「新潟銀行」に改組、大正6年に現行名となりました。
平成27年度末の店舗数は121で、県外店舗は東京都2、北海道1、大阪府1、埼玉県1、福島県1、富山県1、神奈川県1、愛知県1、また県外営業所は東京都1、長野県1です。
北越銀行は、明治11年12月に「第六十九国立銀行」として創業、明治31年に「六十九銀行」に改組。もう一つの源流である明治29年に創業した「長岡銀行」が、「六十九銀行」と昭和17年12月に対等合併し「長岡六十九銀行」を設立し、昭和23年10月から現行名となりました。
平成27年度末の店舗数は84で、県外店舗は東京都1、群馬県2、埼玉県2です。
実現すれば、新潟県内にある銀行同士の経営統合ということになります。ここにきて地方銀行の経営統合の話が多く聞かれます。今後も金融機関の経営統合のニュースが増加しそうですね。
今回、経営統合の交渉に至った経緯としては、人口減少や低金利政策によって経営環境が悪化する中、統合によって規模の拡大やコストカットを行なっていき、経営の効率を高めていきたいためです。
しかし新潟県内の金融機関のシェアでは、第四銀行が第1位、北越銀行が第2位となっており、統合が実現すれば総資産は8兆円を超えますが、両行が経営統合する場合、新潟県内の金融市場が寡占状態となるとみられることから、審査が難航するとみられます。
第四銀行は、明治6年4月に「第四国立銀行」として設立され、明治29年に「新潟銀行」に改組、大正6年に現行名となりました。
平成27年度末の店舗数は121で、県外店舗は東京都2、北海道1、大阪府1、埼玉県1、福島県1、富山県1、神奈川県1、愛知県1、また県外営業所は東京都1、長野県1です。
北越銀行は、明治11年12月に「第六十九国立銀行」として創業、明治31年に「六十九銀行」に改組。もう一つの源流である明治29年に創業した「長岡銀行」が、「六十九銀行」と昭和17年12月に対等合併し「長岡六十九銀行」を設立し、昭和23年10月から現行名となりました。
平成27年度末の店舗数は84で、県外店舗は東京都1、群馬県2、埼玉県2です。
実現すれば、新潟県内にある銀行同士の経営統合ということになります。ここにきて地方銀行の経営統合の話が多く聞かれます。今後も金融機関の経営統合のニュースが増加しそうですね。