キャッシュカードの磁気不良をATMで自動修復 りそなグループが初

 りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行のりそなグループ3行のATMで、キャッシュカードの磁気不良を自動修復するサービスを開始しました。

 これは磁気不良の状態であるキャッシュカードをATMに挿入しますと、磁気記録を正常に修復します。またその所要時間も15秒から30秒であるそうです。

 これまでは、銀行の窓口においてのキャッシュカードの再発行手続きが必要でした。

 今後、りそなグループ3行のATMが稼働していれば、利用者はいつでも磁気記録を正常に修復されるということになります。

 実はこの磁気不良をATMで自動修復するサービスは、顧客からあげられた意見を反映したものとのことです。




 これまで通帳の磁気不良をATMで自動修復するサービスは、千葉興業銀行や荘内銀行等で行われてきましたが、キャッシュカードはりそなグループ3行が初めてです。他の金融機関のATMにも広がってもらいたいサービスですね。

有効投票総数に達せず再選挙 鹿児島県西之表市長選挙

 鹿児島県西之表市長選挙が、平成29年1月29日投開票が行われました。しかしながら法定得票数である有効投票数の25%以上を獲得した立候補者がおらず、再選挙をすることが決まりました。

 開票結果は次のとおりです。(西之表市選挙管理委員会発表、立候補者の敬称略。)

 有効投票数 1万0172票

 やいた俊輔  無・新 2428
 おぐら伸一  無・新 2333
 はまがみ幸十 無・新 2236
 榎元かずみ  無・新 1940
 瀬下 満義  無・新  675
 丸田 健次  無・新  560

 近年では、平成15年4月、6月(再選挙)の札幌市、平成19年4月、6月(再選挙)の宮城県加美町で行われております。(今回のケースで5度となります。)

 今回の市長選挙は、西之表市の馬毛島に米軍の陸上空母離着陸訓練の受け入れについてを主な争点として、新人6人(内訳としては容認派が2人、反対派が4人)が立候補し選挙戦となっていました。

 今後は2週間の異議申し出の期間を経過した後、50日以内に再選挙を行うと公職選挙法で定められております。




 各陣営の選挙協力により、立候補者の数を今回よりも集約して少なくしない限り、再選挙をしても今回と同様な結果になるのではないかと個人的には思います。

[関連記事]

東京スター銀行、平成29年4月24日に「難波支店ファイナンシャル・ラウンジ」を開設 (大阪支店を移転・改称して開設)

 東京都港区に本店を置く、第2地方銀行の東京スター銀行は、現在の大阪支店ファイナンシャル・ラウンジ(大阪市中央区南船場)を移転・改称し、平成29年4月24日に大阪市中央区難波に、「難波支店ファイナンシャル・ラウンジ」(以下、難波支店)を開設すると発表しました。

 東京スター銀行は、平成16年に関西地区に出店し、大阪支店ファイナンシャル・ラウンジ、梅田支店ファイナンシャル・ラウンジ、神戸支店ファイナンシャル・ラウンジの3店舗体制で営業しており、預金等の資産は関西地区だけで3000億円を超えています。

 難波支店の開設により、大阪府南部、和歌山県、奈良県といった広範囲をカバーする体制(新規開拓も含む)を整えます。

 難波支店の窓口・ATMの営業時間ですが、平日・土曜日の9:00から17:00となっております。

 東京スター銀行は平成13年6月に設立。第2地方銀行のトップ行であった旧東京相和銀行(その前身は東京相互銀行)の経営破綻により、同行から営業を譲渡されたものです。

 その後、台湾の大手行の中国信託商業銀行が、東京スター銀行を買収したため、中国信託商業銀行の子会社となっております。




 東京スター銀行といえば、提携金融機関のキャッシュカードの取扱手数料が無料のATMを沖縄県を除く全国で運営していることが最大の特徴だと思います。(ただ一部例外もありまして、取扱手数料が無料にならない銀行もありますので注意が必要です。)

 私の地元の長野県には、東京スター銀行の店舗がないのですが、同行のATMは設置されており、私は何度か使ったことがあります。今後も同行のサービス等には注目していきたいと思います。