あしかがフラワーパーク前に新駅の構想　平成３０年春の開業を目指す

栃木県 足利市 あしかがフラワーパーク
　栃木県足利市迫間町にある「あしかがフラワーパーク」（足利市迫間町）の前に、ＪＲ両毛線の新駅を設置する動きがあります。

　足利市は、ＪＲ東日本と新駅設置の協議を始めたことを明らかにしました。

　あしかがフラワーパークは、年間１５０万人が訪れる、花のテーマパークとして知られており、栃木県内において日光周辺を訪れる観光客に次いで、集客できる施設となっております。

　同パークでは、大フジの見頃となるゴールデンウイーク時には、周辺で数キロメートルにも及ぶ交通渋滞が発生しております。

　新駅の設置は、この渋滞対策とＪＲ両毛線の利用促進を図りたい狙いがあります。

　地元では栃木県内において、平成３０年４月から６月に行われるＪＲ東日本の「ディスティネーションキャンペーン」に間に合わせるべく、平成３０年春の開業を目指したいとしております。

　現在、同パークまでの交通手段で鉄道を利用する方は全体の１割弱で、地元では新駅の設置によりこれを２割程度まで増やしたい考えです。



　新駅は地元の要望で設置される「請願駅」で、設置されれば、栃木県内では昭和５８年４月に開業したＪＲ東北本線の自治医大駅以来のこととなります。

　しかし、３０年以上ぶりの新駅とは驚きですね。