東京大学生産技術研究所は、文部科学省の東北復興プロジェクトの一環として、波力発電装置の開発を行っていました。
このほど、岩手県久慈市の久慈港玉の脇防波堤の外側に「久慈波力発電所」(定格43キロワット)を設置、東北電力の電線網への接続を完了しました。(現在のところ、地元の漁業協同組合の施設に送電されるとのことです。)
発電所の建物の下部から「波受け板」(ラダー)が海中に突き出ていて、沖からの打ち寄せる波と引き波を捉えると、ラダーが動いてモーターが回ることにより、発電される仕組みとなっています。
ちなみに波力発電の面積あたりの発電能力としては、太陽光発電の20倍から30倍、風力の5倍から10倍程度とされており、日本国内では山形県酒田市、千葉県九十九里町等で波力発電の試験が行われております。
また東京大学生産技術研究所は久慈市だけでなく、神奈川県平塚市沖の相模湾において、民間企業や各種団体とともに波力発電の実証実験を行うとのことで、平成32年頃に出力約150キロワットの波力発電装置の設置を目指すとしています。
今後、波力発電が我が国の電力のベストミックスの一角となれるかどうか楽しみです。
このほど、岩手県久慈市の久慈港玉の脇防波堤の外側に「久慈波力発電所」(定格43キロワット)を設置、東北電力の電線網への接続を完了しました。(現在のところ、地元の漁業協同組合の施設に送電されるとのことです。)
発電所の建物の下部から「波受け板」(ラダー)が海中に突き出ていて、沖からの打ち寄せる波と引き波を捉えると、ラダーが動いてモーターが回ることにより、発電される仕組みとなっています。
ちなみに波力発電の面積あたりの発電能力としては、太陽光発電の20倍から30倍、風力の5倍から10倍程度とされており、日本国内では山形県酒田市、千葉県九十九里町等で波力発電の試験が行われております。
また東京大学生産技術研究所は久慈市だけでなく、神奈川県平塚市沖の相模湾において、民間企業や各種団体とともに波力発電の実証実験を行うとのことで、平成32年頃に出力約150キロワットの波力発電装置の設置を目指すとしています。
今後、波力発電が我が国の電力のベストミックスの一角となれるかどうか楽しみです。