NTTドコモ、「dカード プリペイド」を平成28年11月21日から発行の受付を開始

 NTTドコモは、日本全国にあるiD加盟店と国内外のMastercard加盟店での決済に利用できるプリペイドカードとdポイントカード機能を搭載した「dカード プリペイド」の発行の受付を平成28年11月21日から開始することを発表しました。

 発行の対象となるのは、満12歳以上のNTTドコモの回線を契約しているで、事前の審査はありません。発行は三井住友カードで、年会費や発行手数料は無料です。

 ポイントプログラムとしては、「dカード プリペイド」をiD加盟店と国内外のMastercard加盟店で決済した場合に、決済金額200円(税込)ごとにdポイントが1ポイント付与されます。

 本カードはプリペイドカードですので、あらかじめ専用インターネットサイトや全国にあるローソンの店舗でチャージしておく必要があります。

 また決済時のポイント以外に、dポイント加盟店では、本カードの提示でdポイントが100円ごとに1ポイント付与されます。(一部店舗を除きます。)

 その他のサービスの詳細については、ホームページ等をご覧下さい。

 また本カードの初回限定の「ポインコデザインカード」は先着10万枚の発行となっておりますので、ポインコファンの方は、急ぎ発行することをおすすめします。

 本カードに搭載されているiDは、基本的には後払い式の電子マネーであるため、本カードのように前払い式(プリペイド)で決済できるというのは珍しいケースです。

 競合するQUICPay陣営でも先日、拡張機能となる、「QUICPay+」を発表しており、現在のクレジットカードを紐付けする以外に、近々デビットカードやプリペイドカードを紐付けして利用できるようになります。(つまり即時決済が可能となることを意味します。)



 このような事情から今後、iDを搭載したプリペイドカードやデビットカード(デビットカードにiDを搭載したものは現在ありません)が、多く発行されるのではないかと個人的には思っております。