肥後銀行、鹿児島銀行を傘下に持つ、九州フィナンシャルグループ(本社・熊本市、本店・鹿児島市)は、全額出資の証券子会社「九州FG証券」を設立、平成30年1月の開業を目指していることを発表しました。
九州FG証券の資本金は30億円で、開業時は九州フィナンシャルグループの地盤である、熊本市と鹿児島市に店舗を置く予定とのことです。
もともと同証券は、平成29年春の開業を目指していたものの、熊本地震の発生により、平成30年1月に開業を遅らせた格好となりました。
九州フィナンシャルグループでは、まず「九州FG証券設立準備株式会社」 として子会社を設立、第一種金融商品取引業の登録後に「九州FG証券株式会社」に商号を変更し開業する予定です。
今回の証券子会社の設立によって、現在よりも多くの金融商品をそろえ、顧客へのサービスを充実させたいとしています。
今後も低金利下での顧客の多種多様な運用方法に応えるため、今回のような、銀行や金融持株会社による証券子会社の設立は増えていくことでしょう。
さて九州フィナンシャルグループは、熊本・鹿児島両県のトップシェアの金融機関によって設立された金融持株会社で、各県のトップシェア同士の経営統合というのは初めてのことでした。
今後、九州でのふくおかフィナンシャルグループ、西日本フィナンシャルホールディングス、山口フィナンシャルグループとこの九州フィナンシャルグループの4つの金融持株会社による競争が一層激しくなるとみられ、金融持株会社が現在、九州でどこのグループにも属していない金融機関を自分のグループに引き入れようとする動きもあります。
いずれにせよ、顧客の利便を第一に考えていただきたいところです。
九州FG証券の資本金は30億円で、開業時は九州フィナンシャルグループの地盤である、熊本市と鹿児島市に店舗を置く予定とのことです。
もともと同証券は、平成29年春の開業を目指していたものの、熊本地震の発生により、平成30年1月に開業を遅らせた格好となりました。
九州フィナンシャルグループでは、まず「九州FG証券設立準備株式会社」 として子会社を設立、第一種金融商品取引業の登録後に「九州FG証券株式会社」に商号を変更し開業する予定です。
今回の証券子会社の設立によって、現在よりも多くの金融商品をそろえ、顧客へのサービスを充実させたいとしています。
今後も低金利下での顧客の多種多様な運用方法に応えるため、今回のような、銀行や金融持株会社による証券子会社の設立は増えていくことでしょう。
さて九州フィナンシャルグループは、熊本・鹿児島両県のトップシェアの金融機関によって設立された金融持株会社で、各県のトップシェア同士の経営統合というのは初めてのことでした。
今後、九州でのふくおかフィナンシャルグループ、西日本フィナンシャルホールディングス、山口フィナンシャルグループとこの九州フィナンシャルグループの4つの金融持株会社による競争が一層激しくなるとみられ、金融持株会社が現在、九州でどこのグループにも属していない金融機関を自分のグループに引き入れようとする動きもあります。
いずれにせよ、顧客の利便を第一に考えていただきたいところです。