三菱UFJ信託銀行、しんきん信託銀行を買収し吸収合併へ

 三菱UFJ信託銀行は、信金中央金庫傘下の「しんきん信託銀行」を最大百数十億円で買収するとの報道がありました。

 三菱UFJ信託銀行は買収後、平成29年9月までに同行への吸収合併を完了するとのことです。

 三菱UFJ信託銀行は買収によって、現在しんきん信託銀行が全国の信用金庫に販売している投資信託、総額1兆3000億円の資産管理を請け負います。

 平成27年11月に信金中央金庫はしんきん信託銀行を解散することを表明、先日にその受け皿となる、信金中央金庫本体での信託業の認可を取得しておりました。

 今後は傘下のしんきん信託銀行が、一部の業務を信金中央金庫に移管、信金中央金庫が傘下の信用金庫向けに、独自の個人向け金融商品を開発していくことになります。



 一時期、多くの数があった金融機関による信託子会社ですが、年々、大手信託銀行に集約されて、だいぶ少なくなりましたね。今後当ブログでも現存しない、金融機関による信託子会社について取り上げたいと思います。

なにわ筋線、JR西日本と南海電気鉄道の共同運行を検討

 なにわ筋線は、JR西日本・新大阪駅JR難波駅、南海電気鉄道・汐見橋駅、南海電気鉄道・難波駅を結ぶ10.2キロメートル(路線の合計)の鉄道路線の計画のことです。

 この路線は、平成元年に構想、平成16年には近畿地方交通審議会の答申第8号において、「中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」となりましたが、事業費が1800億から3200億円(一部試算では4000億円)と巨額となるため、建設着工にまでは至っておりません

 ただ大阪府、大阪市、JR西日本、南海電気鉄道の4者は、平成26年から建設に向けた協議を続けております。

 このほど、なにわ筋線の早期着工を目指している、JR西日本が南海電気鉄道に対し、大阪駅北側の「うめきた」新駅(地下駅)と新大阪駅への乗り入れを認めることを提案しており、南海電気鉄道との間で合意することができれば、建設着工に一歩近づく形となります。

 また将来的には、南海本線にJR西日本の車両が乗り入れる構想もあり、ゆくゆくは両社共同開発による車両という話も出てくるかもしれません。



 なにわ筋線の開業は、費用対効果の面で効果が高いとみられているものの事業費が巨額となるため、各者の負担割合や、どのルートで建設すればより高い効果がえられるかといった、難題をいかにクリアしていくかが今後の建設着工への鍵となっていきます。

日本経済新聞社、株価指数「日経アジア300指数」シリーズ13種類を開発

 日本経済新聞社は先日、アジアの有力企業約300社を対象にした、株価指数「日経アジア300指数」を開発したと発表しました。

 また「日経アジア300指数」シリーズの他の12指数も開発したと発表しています。

 この指数は、アジア全体の指数(325)、ASEAN加盟国の指数(120)、中国(58)、香港(21)、台湾(40)、韓国(42)、マレーシア(22)、シンガポール(23)、フィリピン(20)、インドネシア(25)、タイ(25)、ベトナム(5)、インド(44)の指数があり、リアルタイムに指数は算出されます。

 括弧内は対象銘柄数です。算出業務はシンガポール取引所に委託するとのことです。

 各国の銘柄数を合算しますと、アジア全体の指数を構成する325銘柄となります。またマレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムの対象銘柄を合算しますと、ASEAN加盟国の指数を構成する120銘柄となります。

 日本経済新聞社は、これらの指数をベースとした投資信託等の金融商品での利用を想定した指数を平成29年以降に開発することも表明しております。



 今回発表された指数が、「日経平均株価」や「東証株価指数」(TOPIX)のようなメジャーなものとなれるか、また投資信託といった金融商品に活用されるかどうか今後が楽しみです。