松本空港、国際定期便の就航なるか 10年間での就航をめざす

 長野県松本市にある、長野県営の松本空港が今後10年間で、国際定期便の就航をめざすという方針が長野県から発表されました。

 今まで松本空港では、国際チャーター便の運航実績はあるものの、国際定期便が就航したことはありません。この計画では台湾や中国、韓国の空港との間の2路線・週4往復を計画しています。

 松本空港は、日本国内で最も標高の高い場所にある空港で、気圧の関係で標高の低い場所にある空港に比べて長い滑走路が必要でした。

 松本空港の現在の滑走路の長さは2000メートルで、上記のような理由から国際チャーター便の運航にも制約がありました。

 長野県の方針では、三菱リージョナルジェットのような次世代型の航空機を利用すれば、滑走路を延長せずとも就航できるとして、滑走路の延長工事はしない方向です。

 今後は、国際チャーター便の運航を増やして本丸の国際定期便の就航をめざし、また国内線の路線においても既存の路線の増便と新規路線の開業もめざしたい考えです。



 さて私の地元の長野県北信地方では長野県営とはいえ、松本空港の関心度というのは立地する中信地方に比べて低く、家族や知人が空港を利用するにしても羽田や成田、セントレアの方を利用しています。

 また富山県にある富山空港では、北陸新幹線の開業により国内線の旅客の減少により、需要掘り起こしのために国際線に力を入れておりますので、このような近隣の富山空港も松本空港との競争相手となります。

 長野市から移動しますと、富山空港の方がアクセスが良い時間帯があるくらいです。

 個人的には、松本空港を利用するメリットを長野県内の報道機関や広報誌を使って継続して伝え、県民の意識を変えていかなければ(ただよっぽどのメリットがなければ意識は変えられないでしょうが)、さらなる松本空港の利用にはつながらないように感じます。