長野県北信地区の5つのJAが合併へ、リンゴの販売実績は全国トップクラス

 長野県北信地区にあるJAながの(長野市)、JAちくま(千曲市)、JA志賀高原(山ノ内町)、JA北信州みゆき(飯山市)、JA須高(須坂市)の5つのJAは、新JAながの発足のために先日、各JAの臨時総会が開催され、平成28年9月1日の新JAの発足が決定しました。

 新JAの組合員数は6万8000人弱貯金高5800億円、購買品供給高・取扱高250億円、販売品販売高・取扱高は300億円となっております。

 全国ランキングでは貯金高は21位、購買は4位、販売は11位の規模となります。特筆すべきはリンゴの販売実績で、販売高は65億円超で全国トップクラスの販売規模となります。



 現在、長野県北信地区には7つのJAがありますが、このうち5つのJAが合併することになります。残りの2つのJAグリーン長野(長野市)とJA中野市(中野市)は、今回の合併には加わりません

 5つのJAのうちJAながの、JA志賀高原、JA北信州みゆき、JA須高の4つのJAは、平成25年から事業規模の拡大とコストカットの観点から合併を検討、平成26年から合併に関する協議を開始しておりました。平成27年4月からは4つのJAにJAちくまが参加することとなりました。

 ちなみに合併でできる新JAながのは、本所を現在のJAながのに置かれます