留萌本線の留萌・増毛間、平成28年12月4日に廃止の予定

 かねてよりJR北海道が、廃止の方針を示していた留萌本線の留萌・増毛間に関して、北海道増毛町の町長が廃止の方針を受け入れるとの報道がありました。

 同区間の最終運行日は12月4日の予定となっております。

 JR北海道は増毛町に対し、代替交通の運行経費の補償や増毛駅周辺の整備事業への資金の拠出、鉄道用地の無償譲渡等の補償を示しており、増毛町側がこれを受け入れることとなりました。

 留萌本線は、北海道深川市にある深川駅から増毛郡増毛町の増毛駅に至る、66.1キロメートルの地方交通線で、留萌・増毛間の16.7キロメートルは大正10年11月に開業しました。

 同区間の1列車あたりの乗客数は平均3人であったり、近年は地理的条件から自然災害が多発しており、平成25年度の赤字額が1億6000万円以上となっておりました。 



 このように留萌本線の留萌・増毛間は平成28年12月4日に廃止の予定が発表となりました。地元の長野電鉄屋代線や木島線の沿線は、鉄道が廃止されてからはたいへん寂れております現在はバスが廃止区間を結んでおりますが、バスの利用者数は年々減少しているのが現状です。(利用者数は廃止直前の4割程度ともいわれております。)

 上記のような惨状を見ていると、現在赤字だからといってただ単に廃止するようであっては、街全体をことごとく壊してしまうこともありえます。

 また廃止された鉄道の沿線住民が、「この地に鉄道がある」という広告効果(全国に向けての対外的なもの)を鉄道が廃止されてからやっと気づかされたということもあります。

 鉄道が廃止となることで、沿線やその周辺部の街づくりにどのように影響するのか、赤字路線を抱える地方自治体の方には最もひどい状況になったことを予測して、決断をしていただきたいところです。

 明るい話題がなければ、いずれにせよ人を呼ぶことなど不可能ですから。