イオン傘下の企業のポイントサービスをWAONポイントに一本化

 流通業大手のイオンは、傘下に持つグループ企業のポイントサービスを「WAONポイント」に一本化することを発表しました。

 現在イオングループで展開する電子マネーWAONで決済しますと、WAONポイントが付与されておりますが、これをグループ各社が独自に導入している、50種類を超えるポイントサービスをWAONポイントに一本化するというものです。これにより今後は現金での決済でもWAONポイントを貯められるということになります。

 またWAONポイントをTポイントやPontaのような共通ポイントサービス化することも同時に発表されており、他社に対して6月より開放するとのことです。

 これにより平成30年には、6000万会員、1000億ポイントの発行額をめざすとのことです。
 
 先日、JR東日本グループ各社のSuicaポイントやビューサンクスポイント等をポイントサービス「JREポイント」に統一すると発表がありました。このような各社のポイントを共通化する動きは平成28年に入ってからいくつかあります。



 JREポイントのJR東日本営業地域に比べて、全国規模で展開するWAONポイントのサービスですので、今後どのように拡大していくか楽しみでありますが、いずれにせよ還元率が今よりも上昇するとありがたいです。