FM補完中継局とは 補足2

 平成27年6月3日の記事、6月8日の記事で、FM補完中継局(ワイドFM)について取り上げましたが、その後、多数の中継局が本放送を開始しましたので、本ブログの記事中で触れられていない中継局の情報を補足します。

 平成27年11月1日以降に本放送を開始している中継局は次のとおりです。

 平成27年11月1日
 92.7MHz BSN 新潟放送 弥彦山 (災害)
 平成27年11月11日
 93.7MHz MBC 南日本放送 阿久根 (災害)
 94.2MHz MBC 南日本放送 鹿屋 (災害)
 94.8MHz MBC 南日本放送 枕崎 (災害)
 平成27年11月29日
 86.4MHz KRY 山口放送 美祢 (難聴・混信)
 平成27年12月1日
 94.6MHz RCC 中国放送 広島 (難聴)
 91.8MHz NBC 長崎放送 諫早 (難聴)
 85.5MHz IBC IBC岩手放送 一関 (難聴)
 91.2MHz RNB 南海放送 川之江 (難聴)
 91.7MHz RNB 南海放送 大洲 (難聴)
 81.5MHz NHK秋田 東成瀬 (難聴)
 87.7MHz NHK秋田 東成瀬椿川 (難聴)
 平成27年12月7日
 88.1MHz IBS 茨城放送 高鈴山 (難聴)
 90.5MHz TBS TBSラジオ 墨田 (難聴)
 91.6MHz QR 文化放送 墨田 (難聴)
 93.0MHz LF ニッポン放送 墨田 (災害・難聴)
 平成28年1月21日
 86.8MHz NHK福井 福井川西 (混信)
 88.3MHz NHK福井 福井国見 (混信)
 89.5MHz NHK福井 越廼 (混信)
 平成28年1月27日
 77.8MHz RFC ラジオ福島 東金山 (難聴)



 中継局・都市名の後の括弧内の「難聴」は地理的・地形的・都市型難聴を目的として、「災害」は災害対策を目的として、「混信」は海外の放送による混信対策を目的として、それぞれ設置しております。

 東京キー局の3局が大々的なキャンペーンで開局したのは記憶に新しいところです。また新規にFM補完中継局(ワイドFM)が本放送を開始しましたら、当ブログでお伝えいたします。

宗谷トンネル構想について

 戦前に日本国内と南樺太(現サハリン南部)との間に海底トンネルを建設して、「地続き」にしようという構想がありました。

 現在、北海道とサハリンとの間にある宗谷海峡をトンネルで結び、間宮海峡(タタール海峡)に長大橋を建設・経由して、シベリア鉄道等に接続しようという構想があります

 この計画は、宗谷トンネルや稚内と南樺太の大泊を結ぶことから、稚泊トンネルとも呼ばれております。

 宗谷海峡の最深部は約70メートル直線距離が約43キロメートルで、地質も北海道とサハリンとの大きな違いもないことから、津軽海峡を通る青函トンネルの工事に比べて難工事とはならないと予測されております

 しかし今のところ、日本国内の鉄道関係者で宗谷トンネル建設を積極的に発言する人はおらず、どちらかというとロシア側の経済的都合(ロシアの資源を日本へ輸出したい思惑)で、ロシアの関係者が発言しているような状況です。

 サハリンの人ロは減少の一途を辿っており、トンネル建設費は約2兆円ともいわれることから、日露双方ともに採算が合わないといわれております。

 国際法上、戦後日本は南樺太の領土を放棄しているものの、帰属地未定地域でロシアが実効支配をしているような状況であるため、実際トンネルが建設されるには、サハリンの帰属地の確定と北方領土問題を解決した上で、数100万人単位でサハリンでの人口増加がないことには、実現不可能でしょう。



 まあ南樺太が現在も日本領で、数100万人単位の日本人がいれば、かなり実現に近い構想ではあったのでしょうが。

選抜高校野球21世紀枠の出場校が発表されました

 3月20日から阪神甲子園球場で開催される、第88回選抜高校野球大会の選考委員会がこのほど開かれ、当ブログの平成27年12月11日の記事で取り上げました「21世紀枠」からの出場校の3校が、次のように発表されました。

 岩手県釜石市 釜石高等学校
 神戸市長田区 長田高等学校
 香川県小豆郡小豆島町 小豆島高等学校
 
 釜石高等学校は、20年ぶり2回目の出場、長田高等学校、小豆島高等学校は初出場となりました。

 また一般選考で選ばれた初出場校は、北海道の札幌第一高等学校、滋賀県の滋賀学園高等学校、三重県のいなべ総合高等学校、兵庫県の明石商業高等学校の4校となっております。