390メートルの日本一のビル建設 「常盤橋プロジェクト」

 三菱地所によると、東京駅の日本橋口前に位置する、常盤橋街区の再開発プロジェクトで、このプロジェクトが1兆円を超える規模になると発表がありました。
[ここに地図が表示されます]

 このプロジェクトの敷地面積は約3万1400平米で、現在、JXビル、朝日生命大手町ビルや大和呉服橋ビルがあります。

 三菱地所はこの地に、大阪市にある「あベのハルカス」(高さ300メートル)を上回る、61階建ての高さ約390メートルのビルを建設すると発表しました。完成は平成39年の予定とのことです。

 日本銀行本店に近いこの地を世界的な金融センターに育てたい意向とのことです。



 このプロジェクトの敷地の北には、名前の由来となった常磐橋(旧橋)があり、この橋は明治期に石造のアーチ橋として造られており、千代田区景観まちづくり重要物件に指定されております。

 しかしながら、平成23年に発生した東日本大震災の影響で損傷が見られたため、現在修復工事が行われております。