Inter FM、受信環境改善のために周波数を変更 76.1MHzから89.7MHzへ

 Inter FMは、国内に住む外国人やビジネス・観光で来日する外国人を対象に外国語放送をFMラジオで放送しています。

 今回のInter FMの放送周波数の変更は、首都圏の建築物の高層化等によって、年々受信環境が悪化していることから、受信環境の改善のために放送周波数の変更をするものです。

 なお、新しい周波数89.7MHzでの放送はすでに行われており、今までの周波数76.1MHzでの放送は、10月末までです。

 この他、Inter FMは10月1日からステーションネームを「InterFM897」に変え、同局名古屋支社のInterFM NAGOYAは、地域情報の充実化の為、改編を行ない「RADIO NEO」に変わります。



 Inter FMは、民間ラジオ放送ネットワーク最後発のMegaNetのキー局ですが、MegaNet加盟各局とも共通していえることですが、外国語放送局であることから聴取率が低く、経営基盤が安定しなかった経緯があります。

またInter FMは、過去にはCSデジタルで有料にて再放送を行なっていましたが、現在はradiko.jpでMegaNet各局のエリアフリー聴取(有料)が可能となりました。

現在、インターネットラジオやFMコミュニティ放送等、同様の音声メディアと競合しておりますので、MegaNet各局には、興味深い番組を製作して、加盟局を増やしていただきたいです。