3道県が、寝台特急の本数維持を要請

 
 来年3月に新青森・新函館北斗間が完成する、北海道新幹線の開業後に現在、上野・札幌間を運行する寝台特急の本数が維持されるように、北海道、岩手県、青森県の3道県がJR東日本とJR北海道に要請しました。

 寝台特急は、JR東日本JR北海道の他、並行在来線である「青い森鉄道」「IGRいわて銀河鉄道」の路線で運行しております。

 寝台特急が運行される際、「青い森鉄道」と「IGRいわて銀河鉄道」に線路使用料が支払われ、これが両社の収入源となっております。

 よって寝台特急が減便あるいは廃止となると、大幅な収入減となります。

 現在、上野・札幌間には寝台特急カシオペアが運行されております。また同区間には寝台特急北斗星も運行されておりましたが、車両の老朽化や北海道新幹線工事の影響で、今年3月に定期運行を終了し、今年の8月22日には、臨時運行も終了する予定となっております。

 ほくほく線を運営する北越急行の記事にも書きましたが、特急に売り上げの多くを依存していると、新幹線の開業等の外的要因で、大赤字となります。



 並行在来線の運営会社の長期的な運営を考えれば、JR頼みではなく、並行在来線の運営会社が、何かしらの新たに策を講じなければ、地元住民に必要な鉄道であっても、いずれにせよ鉄路は廃れてしまうでしょう。