蘭フォルカヴェッセルス社、リサイクルされたプラスチックを利用して道路をつくる技術を開発

 
 オランダのロッテルダムに本社のあるフォルカヴェッセルス(VolkerWessels)社は、1854年に設立された従業員数14,500人、売上高44.2億ユーロ(現在のレートで5939億円)の大手の建設会社です。
 
 このフォルカヴェッセルス社が、現在あるアスファルトで舗装された道路にくらべ、3倍程度は長持ちするリサイクルされたプラスチックを利用してつくる道路を開発しました。
 
 この技術は、「プラスチックロード」と呼ばれ、氷点下40度から摂氏80度までの環境に対応できると同社は発表しております。
 
 プラスチックを組み合わせることでつくる「プラスチックロード」は、中を空洞にすることが可能で、水道管や電線等を空洞の中に通すことも可能といわれています。また騒音もやわらげる効果があるようです。



 現在、フォルカヴェッセルス社は開発は行ったものの、実用化はされておらず、3年以内をめどに実用化する方向で進めているそうです。

 フォルカヴェッセルス社ですが、今日まで私は知らなかったのですが、かなり大きな建設会社で既存の土木技術では、欧州ではそれなりに名の通った企業のようです。確かに実用化できれば、プラスチックがらみのごみは減るでしょうね。

摂氏100度未満の熱エネルギーを利用する バイナリー発電が拡大

 バイナリー発電とは、温泉や工場排水等、摂氏100度未満の熱エネルギーを利用して、沸点の低い媒体を蒸発させることにより、発電機を動かして電力を生み出すということです。

 現在、温泉地で捨てられている温水や工場の廃熱等、今までは捨てられていたエネルギーを利用しようとしたもので、比較的初期投資が安いことや、電力に関する制度・法律の規制緩和で導入機運が高まっております

 日本は、米国、インドネシアに次ぐ世界第3位の地熱資源量があるのですが、海外に比べ利用されておりません。天候に左右されることもないため、安定的に発電することができ、今後もっと開発されるのではないかといわれております。

 現在ある源泉等をバイナリー発電に活用できないかという問い合わせは、発電装置のメーカーに多数寄せられているといいます。



 現在、IHIや神戸製鋼等のメーカーが、バイナリー発電装置に力を入れており、平成25年の市場規模が約4億円のところ、平成32年には10倍以上の市場規模となるといわれております。

 ただ温泉の周辺は温泉組合等、利害者の調整が難しいことが多く、国立公園や国定公園の中では環境に配慮しなければならないことから、なかなか事業化が難しいのも事実です。この辺りを何とか折り合いをつけて、新エネルギーとして定着できればと良いと思います。

夏の季語 甘酒のお話

 
 
 
 甘酒は、日本に古来からある飲み物で、夏の季語となっております。「醴」(訓読みであまざけ・漢字検定1級レベルの漢字だそうです)と表記したり、「甘粥」ともいわれるそうです。

 米と米こうじ、あるいは酒粕から作られており、基本的にはアルコール分が1%未満であることから、ソフトドリンクの範疇です。

 現代では、甘酒は冬に飲むことが多いように感じますが、江戸時代には、夏場の健康ドリンクとして売られてきており、現代では、栄養豊富なことから「飲む点滴」といわれることもあります。

 今回、甘酒に関して調べていたところ、江戸時代には甘酒の価格が4文を上限に販売されており、誰でも安く購入することができ、夏バテの防止にも役立っていたので、大変人気のある飲み物であったということです。



 現在では、小売店の漬物売場に、ビニール袋やペットボトルといった容器に入っているものを何倍かに薄めて飲むタイプの甘酒や、ストレートタイプの缶入りの甘酒が自動販売機で売られていたりします。

 私も甘酒は好きなので、ストレートタイプの缶入り甘酒は良く買っております。ある意味、古来からのエナジードリンクである甘酒をさらに暑くなるこれからの時期、夏バテ防止に役立てていきたいところです。