電柱にこんなものが NTTテレコンの自動検針・集中監視システム

 
 電柱にこのようなものが取り付けられておりました。
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 この機械は、電柱から横に伸びており、ちょうど機械の真下には道路がある状態です。

 この機械には、「NTTテレコン」という会社名と連絡先電話番号が表示されておりました。そこでこれはどのような機械かと興味を持ち、「NTTテレコン」で検索してみました。

 どうやら、この機械は電気やガス、水道の使用量の自動検針や警報情報等の集中監視を行うための機械であるということがわかりました。

 また写真の機械は無線方式ですが、有線方式も含めて、NTTテレコンは全国350万世帯で自動検針や集中監視を行っていることがわかりました。

 私の家では、このような自動検針をしているわけではないので、ただ単に知らなかったというだけのことですが、2年ほど前、仕事であるお宅に訪問した際、そのお宅のガスメーターに通信カード大の器具が付いており、そこには「NTT」のマークが入り、且つ10cmほどのアンテナが器具から伸びておりました。

 調べたところ、この通信カード大の器具が、自動検針・集中監視システムの子機で、写真の機械は、どうやら中継局の役割をするもののようです。



 現在、政府は電力需給の安定化を目標としているため、エネルギーを扱う各社はスマートメーターを順次導入していく予定となっており、将来的にNTTテレコンの事業は、政策に合致したものとなるといえるでしょう。

7月1日に「うるう秒」が実施されます

 
 7月1日に、うるう秒が実施されます。

 この7月1日は、普通の日とは違い、一日の長さが24時間と1秒になり、午前8時59分59秒と午前9時の間に「午前8時59分60秒」が挿入されます。

 うるう秒の実施は今回が26回目で、前回は平成24年7月1日に実施され、「午前8時59分60秒」が挿入されました。

 多くの時計やコンピュータでは基本的には自動に補正されるのですが、前回実施時には、ソフトウェアによっては負荷がかかったり、異常な動作が発生した事例があります。



 そもそも「うるう」とは、暦において通常の年と比べて、1年の日数や月数が多いことの意味で、うるう秒が実施されてからは、1日の秒数が通常の日よりも多いことをいいます。

 うるう秒に比べ、うるう年4年に1度あることから馴染みがあることと思います。

 その他にも旧暦のうるう月も旧暦が併記されているカレンダーをお使いの方はごく普通に見ておられると思います。うるう月のある年は、1年が13か月あることになります。

 このうるう月ですが、19年の間に7回設定されるのですが、一定のルールがあったわけではなく、西日本で主に用いられた伊勢暦と東日本で主に用いられた三島暦とでは、うるう月の挿入時期が異なることがあったため、日本国内で暦が一定ではなかった時期があったそうです。

かつての日本一の建造物 「対馬オメガ局送信用鉄塔」 その高さ 454.83m

 
 東京都港区芝公園にある、皆様おなじみの東京タワー、高さは約333m。東京タワーは昭和33年12月に完成し、昭和34年1月からは放送電波を送信するようになりました。

 平成25年5月末に東京スカイツリーから放送電波を送信するようになるまで、NHK・民放のテレビ放送、FMラジオ放送を送信しておりました。

 現在も放送大学、TOKYO FM、INTER FMの本送信所として機能しており、大規模災害時の民放テレビ・NHK(テレビ・FMラジオ)の予備送信所となっております。

 東京スカイツリー(634m)が完成するまで、東京タワーが国内で最も高い建造物であったと思われがちですが、これは半分は正解であり、半分は間違いでありました

 どういうことかと申しますと、確かに現在は東京スカイツリーに次ぐ、第2位の高さのある建造物であるのですが、一時期に東京タワーよりも高い建造物が国内に存在したのです。

 それは先日取り上げた「南鳥島」のロランC局用鉄塔と「硫黄島」ロランC主局用鉄塔の411.48m。そして今回取り上げる、「対馬オメガ局送信用鉄塔」454.83mです。

 海上保安庁が管理をしていた「対馬オメガ局送信用鉄塔」は、かつて対馬市上対馬町大増にあった、オメガ航法のための送信局用の鉄塔です。オメガ航法とは、GPSが軍事用に使われていた時代に使われていた航法で、対馬をはじめ世界8か所(8か所で地球全てをカバーでき、任意の組み合わせにより測位を行うシステム)で運用されておりました。

 「対馬オメガ局送信用鉄塔」は、昭和45年に建設工事が開始され、昭和50年に完成し、5月に運用を開始しました。この鉄塔は東京タワーや東京スカイツリーのような自立鉄塔ではなく、鉄塔の本体を多数のワイヤーで支えるもので、その設置面積は1平方キロメートルにも及ぶ広大なものでした。

 この鉄塔もGPSが普及したことから、平成10年9月末に対馬オメガ局閉局したこととなり、解体することになりました。

 平成11年1月に解体を開始し、翌年3月末には解体を完了し、これにより昭和43年(南鳥島・硫黄島のロランC局用の鉄塔が最も高い建造物であった)以来、30年強ぶりに「東京タワー」が日本で最も高い建造物となりました。




 現在、「対馬オメガ局送信用鉄塔」の跡地は「オメガ局跡地公園」となり、遊具をはじめ、対馬オメガ局の部品等がモニュメントとして設置されております。